日本と世界 地域づくり交流 |
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| 自然資源管理と 住民自治の視点から。 |
あいあいネットってなーに? | |||
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あいあいネットの目指すもの|活動の3つの柱
印刷用ページはこちら 1.私たちの目指すもの 私たち「いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク(あいあいネット)」は、『いりあい』『よりあい』を主たる視座として、 世界各地の地元で活動する人たちによる『まなびあい』を生み出し、それによって住民主体の「地域づくり」の促進に寄与したいと 考えています。 私たちが重視しているのは、次のような、「いりあい」と「よりあい」という考え方です。 「いりあい」 「入会(いりあい)」は、「一定地域の住民が、慣習的な権利によって特定の山林・原野・漁場の薪材・緑肥・魚貝などを採取すること を目的に共同で使用すること」(三省堂・大辞林)と定義されています。私たちはこの「いりあい」を、コミュニティを構成する人々が 自分たちの生活を維持し発展させていくために必要な、「みんなのもの」を共に管理すること、として捉え直したいと思います。 私たちがその暮らしを営んでいくにあたって大切な「みんなのもの」……大地と水、森林や動植物、川や海とその岸辺、公園や街路、 そして学校や社会福祉等の「公共施設」。私たちは普通、これら「みんなもの」は国や自治体などの「公的機関」が維持管理すべきもの、 と考えてきました。しかし日本に限らずアジア各国で実践されてきた「いりあい」の歴史を顧みると、それぞれの地域社会では人びとが 長年にわたり、山や野や海を自分たちで守り育んできています。「政府の限界」や「市場の失敗」が明確になった現代においては、「公」 でも「私」でもない「共的な価値」を再生し創造することが切実に求められているのではないでしょうか。 「自分たちの暮らしを発展させるために必要な『みんなのもの』をみんなで維持管理する」という「いりあい」の発想が、 新しいコミュニティの創造に欠かせないと考えます。 「よりあい」 「三人寄れば文殊の知恵」。何かの課題について考える時に、「みんなで話し合って知恵を出しあう」というのは大変効果的だ、 と私たちは体験的に知っています。また対立する意見がある時も、「ともかくよく話し合って」と言います。 「村落共同体の発展に伴い成立した共同体所属の構成員による評議・談合の場」(大辞林)である「よりあい」は、そうした 「コミュニティ」の存続・発展に不可欠な意思決定の場でした。しかし社会が近代化し、人々が自分自身の生活や仕事に忙しくなる につれて、同じ地域に住む仲間たちが知恵を出しあい、時間をかけて話し合い、物事を合意していく場である「よりあい」が 機能しにくくなっています。個々人は自分の利益だけを主張しあい、「声の大きい者」或いは「数の多い者」の意見が通る、 という風潮が蔓延しています。互いに分断されバラバラになったコミュニティが「ともに生きる」ための機能を再生させるためにも、 私たちは今いちど、「ともに集まり、じっくり話し合い、知恵を出しあい、みんなで合意し、行動していく」ためのプロセスを再構築する 必要があるのではないでしょうか。 こうした「いりあい」と「よりあい」を視点として、私たちは国境、 マチ・ムラ、世代、職業の壁を超えた 次のような「まなびあい」の「ネットワーク」を生み出すことを目指しています。 「まなびあい」 グローバル化が進み、世界中が同じ価値のもとで競争し、同じような生活様式を強いられつつある中で、地域の伝統や特徴に根ざして 自分たちの暮らしを自らの手で創っていこうとする動きが、世界各地で起こりつつあります。それぞれの地域や人びとは文化も歴史も 環境も異なりますが、自分たち自身の暮らしやコミュニティの絆をどうやって守るのか、或いは再生するのか、 そして外の世界とどのような関係を築いていくのか、という視点からは、共通の課題を抱えていると言えるでしょう。 地域資源の共同管理という観点からも同様です。そして異なる地域で同じ課題を抱える人々同士が、互いに出会い、学びあうことで、 それぞれの地域での実践をさらに深めることができると考えます。 それはまた、「グローバル化」に対抗する新しい動きを創造していくことにつながるのではないでしょうか。 「ネットワーク」 日本の中の地域同士、都市と農村の間、そして国境を超えて日本とアジアやその他の国々の地域との間で、 「まなびあい」のネットワークを形成します。それは、地域の実践に関わろうとする多様な人びと、研究者やNGO・NPO活動者、 行政官、そして様々な住民組織とを結ぶネットワークでもあります。そしてこのネットワークは、単に「互いに繋がっている」 静的な関係ではなく、「繋がることで何かが動く」動的なもの、共に何かを作り出すような関係を目指します。 そのためには、じっくりと時間をかけて、相手と寄り添い、共通理解や共有できる価値を育んでいきます。 まさに私たちの「ネットワーク」そのものが、「いりあって」「よりあう」関係を育み、「まなびあう」プロセスとなるのです。 |
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